今回は、夫の車で見つけた“誰のものか分からない女性のアクセサリー”がきっかけとなり、探偵に浮気調査を依頼した松本香織さん(仮名・現在31歳/当時29歳)のリアルな体験談をご紹介します💍
ある日、車の掃除中にふと落ちていた片方のピアス。それまで一度も見たことがないデザイン。
「私のじゃないし、こんなの誰の?」と疑問に思ったその瞬間から、夫の言動がすべて怪しく見え始めたと話す松本さん。

そのときの心の揺れ、調査を決めるまでの葛藤、そして証拠を突きつけた後の夫の反応まで、すべて赤裸々に語っていただきました🗣️
助手席の足元に落ちていたのは“私じゃない誰かのモノ”
──最初に違和感に気づいたときの状況を教えて下さい
松本さん:「あれは確か土曜日で、たまたま夫の車を洗おうと思って中を軽く掃除してたときでした。
ゴミを拾おうと思って助手席の下をのぞいたら、片方だけのシルバーのピアスが落ちてて
瞬間的に“え、なにこれ?”って声出ました。ね。私、ピアス開けてないんですよ。完全に他人の物だってすぐ分かりました」
──その時点で「浮気かも」と思いましたか?
松本さん:「いや正直、“同僚のを乗せたとか?”とか、“誰かの落とし物かな?”って無理にでも理由つけようとしてました。
でも、ピアスのデザインがちょっと可愛すぎて。“仕事の女性にしては若すぎるな”って違和感がどんどん大きくなってきて。
そのあと車内に残ってた香水っぽい匂いにも気づいて、もう頭の中グルグルでしたね😓」
夫に聞いたときの「知らない」の一言が逆に怪しかった
──旦那さんにはすぐ話しましたか?
松本さん:「はい。“これ、助手席に落ちてたけど心当たりある?”って軽く聞いてみたんですけど、“知らないよ。誰かの忘れ物じゃない?”ってサラッと流されて。
普通に聞き返す感じもなくて、リアクションがやけに淡々としてたのが逆に怖かったです
“ほんとに知らない?”って聞いても、“マジで知らないって”の一点張りで、なんか心ここにあらずみたいな表情してたんですよ」
──その反応に不信感を持った?
松本さん:「めちゃくちゃ持ちました。“普通もっと驚かない?”って思いましたし。
誰のか知らないにしては冷静すぎて、そこから私の中で“黒寄りのグレー”になっていきましたね」
誰にも言えず、検索履歴が“浮気調査”だらけになっていた日々
──その後、どうやって行動に移していったんですか?
松本さん:「誰にも相談できなかったので、もうスマホが友達状態でした。“浮気調査 車内 アクセサリー”とか、“夫 浮気 物的証拠”とか。
毎晩ひとりで検索して、“やっぱりこれって怪しいパターンなんだ”って記事読んでは落ち込んでました。
そのうち探偵事務所のサイトにたどり着いて、“無料でLINE相談できます”ってあったので、勇気を出して連絡してみたんです📱」
LINE相談の返答に「それ、典型的ですよ」と言われて心が決まった
──探偵の対応はどうでしたか?
松本さん:「思ってたよりめちゃくちゃ丁寧でした。“車内で見知らぬピアスを見つけた”って送ったら、“よくあるご相談です”って返ってきて。
“それ、立派な違和感ですから無視しないで下さい”って言われたとき、“あ、私だけじゃないんだ”ってホッとしたんです。
そこから“まずは今ある情報を整理しましょう”って流れで、夫の行動パターンをまとめる作業に入って、自然と面談予約も入れました」
面談で“怪しい時間帯”がはっきりして調査を決断
──どんな感じで調査を決めたんでしょう?
松本さん:「夫が平日たまに“直帰する”って言ってる日があって、でも帰ってくるのが20時とか21時とか。
“直帰ならもっと早いでしょ”っていう日が月に2〜3回あって、それが明らかに怪しかったんですよ。
探偵の方も“そこに絞れば証拠を押さえられる可能性は高いですね”って提案してくれて、費用は3日間で約25万円のプランで決めました。
高い買い物でしたけど、何もせずモヤモヤしてるより100倍マシだと思いましたね」
調査報告書に映っていた“知らない女と夫”のリアルすぎる映像
──調査の結果はどうでしたか?
松本さん:「もうね、現実は思ってた以上にリアルでした。
平日の午後、夫は“直帰する”って言って会社を出たあと、車で指定のカフェに行って、そこに若い女性が合流。
2人で30分ほどお茶したあと、そのままドライブしてラブホの駐車場に入っていきました
報告書には“16時13分 ホテル入室、18時42分 退出確認”って正確な時間が書かれてて、写真もばっちり📸
助手席のドアを開けて女性を乗せるときの優しそうな表情が、もう別人に見えました」
夫に報告書を見せた夜、返ってきたのは「ちょっと遊んでただけ」
──夫に報告書を見せたときの反応はどうでしたか?
松本さん:「最初は無言でしたけど、数枚見たところで“もういいだろ”って感じで声を出して。
“ちょっと遊んでただけだよ。まさか探偵雇うとか思わなかったわ”って言われました。
“じゃあこのピアスは?”って見せたら、“知らない、向こうのかもな”って開き直りですよ。
もう怒る気力すらなくなって、“この人、本当に私の夫だったんだっけ?”って思いました」
まとめ|ピアス一つで、私の世界は変わってしまった
松本さんの体験は、「たった一つの違和感」がどれだけ大きな意味を持つかを教えてくれました。
助手席に落ちていた片方のピアス。それが嘘を暴き、自分自身と向き合うきっかけになったと話してくれました。
「私、探偵に頼るなんて大げさって思ってたけど…見つけたピアスを無視しなくて本当に良かったです」
いつもと違う香り、落ちていた持ち物、ちょっとした反応。
そういう小さな“ズレ”を感じたら、自分の感覚を信じてあげて下さい。

誰かのためじゃなく、自分の心を守るために動くのは間違っていないと思います🚗💍📩