今回は、夫が出張中に限ってSNSの投稿がピタッと止まり「何か隠してるのかも」と違和感を覚えた渡辺千尋さん(仮名・現在38歳/当時36歳)の体験談を紹介します📱
いつもはカフェの写真や出張先の駅のチェックインなど、こまめにSNSを更新していた夫。でもある日突然、出張に行ってるはずの日だけ、投稿がまったくなくなった。

「え?いつもだったら絶対投稿してるのに…」そう感じた彼女が、探偵に浮気調査を依頼してわかった現実とは。率直な気持ちをうかがいました🗣️
「出張中は絶対何か写真あげる人だったのに」急に無言になったSNS
──では、最初に違和感を覚えたのはどんなときでしたか?
渡辺さん:「夫は出張が多い仕事なんですけど、いつも新幹線のチケットとか、ホテルのロビーとか、やたらインスタやFacebookに写真載せる人だったんですよ。
“今名古屋!”とか“今日は〇〇ホテル泊です”みたいな、言わなくても分かるくらいSNS命みたいなタイプで。
でもそのときは違ったんです。“あれ?今回の出張、何も投稿してないな…”って思って。気づいたときは1日半くらい経ってて、なんかザワッとしましたね😓」
──その時点で何か他にも怪しい点は?
渡辺さん:「LINEも一応返ってくるんですけど、いつもよりテンションが低いというか、“今ちょっと会議中”みたいな言い訳が続いてて。
前は出張中でも“今〇〇食べてる〜”って写真付きで送ってくれてたのに、今回は“ホテル戻ったら連絡する”だけで終わるみたいな。
“なんか冷たくない?”っていう違和感がどんどん強くなっていきました」
最初は「たまたま忙しいだけ」と思い込もうとしていた
──すぐに疑いに変わったわけではなかったんですね?
渡辺さん:「そうですね、“もしかしたら忙しいのかも”って自分に言い聞かせてました。
でもスマホで過去の投稿を遡ってみたら、どんなに忙しそうな出張でも何かしらアップしてたんですよ。“今日はホテルがハズレ”とか“コンビニ飯しかなかった”とか。
それが今回は“完全無言”。逆に怖くなって。しかもSNSの位置情報もオフにされてることに気づいたとき、“あ、これは絶対おかしい”って確信しました」
「出張中 SNS 浮気」で深夜にスマホを握りしめて検索してた
──誰かに相談されたりしましたか?
渡辺さん:「いえ、最初は誰にも言えませんでした。“SNS止まっただけで浮気疑うの?”って言われたら、なんか恥ずかしくて。
でも自分では明らかに普段と違うって分かってたので、深夜にスマホ握りしめて“出張中 SNS 投稿止まる 浮気”とか検索してて。
そしたら“浮気中はSNSの投稿が止まる傾向がある”って記事がいくつか出てきて、“やっぱり私の勘、間違ってなかったかも”って思いました📲」
探偵にLINEで相談したら「無言になるのは理由があることが多い」と返ってきた
──調査を考えたきっかけは何だったんでしょう?
渡辺さん:「ネットで“探偵 SNS 投稿止まった”って調べてたら、LINE相談ができる事務所が出てきて。
“無料なら話すだけでも…”と思って連絡してみたんです。“出張中にSNS更新が止まったんですけど…”って送ったら、
“投稿が止まったとき=何かを見せたくないタイミングという可能性もあります”って返ってきて、ああ私の感覚っておかしくなかったんだって思いましたね」
面談で過去の出張と“投稿停止日”を並べて見えた共通点
──その後の面談ではどういう話をされたんですか?
渡辺さん:「これまでの出張とSNSの投稿履歴を全部メモにして持っていきました。“この日は朝から晩まで3回更新してたのに、この日はゼロです”とか。
調査員の方に“この沈黙、かなり典型的ですね”って言われて、やっぱりか…って思いました。
出張の中でも、特定のエリアに行ったときだけ投稿が止まるんですよ。“この地域、誰かいるかもしれませんね”って言われたときはゾッとしました」
調査結果には、SNSを止めた日の“本当の行動”が記録されていた
──調査ではどんな内容が報告されたのでしょう?
渡辺さん:「その“投稿ゼロの日”、夫は駅前のホテルじゃなく、駅から離れたシティホテルに直行してたんです。
その前に女性と待ち合わせて、レストランでディナーしてからそのまま一緒にチェックイン。
スーツケース持ってるし明らかに出張スタイルなんですけど、表情がね、完全に“素の顔”。
写真見た瞬間、“私が知ってるこの人じゃない”って思いました📸」
証拠を突きつけた夜、夫は「投稿しなかったのはバレたくなかったから」
──ご主人に証拠を見せたとき、どんな反応だったんですか?
渡辺さん:「報告書の封筒を渡して、“全部、知ってるから”ってだけ伝えました。夫は最初“何これ?”って驚いてましたけど、写真見た瞬間に言い訳もしなくなって。
“投稿しなかったのは、もし何か写り込んだらヤバいと思ったから”って言ったとき、“この人、本気でバレないと思ってたんだ”って呆れました。
それから“でも、あの子とは本気じゃない。癒されてただけ”って言われて、“じゃあ私は癒しじゃなかったの?”って。涙も出ませんでした」
離婚は選ばなかったけど、信頼は戻らなかった
──最終的にはどういう選択をされたんですか?
渡辺さん:「子どもがいたので、離婚はすぐには決めませんでした。でも、もう心の距離は完全にできました。
一応、再構築って形でやってるけど、あの写真とあの投稿の“空白”の記憶がどうしても消えないんですよね。
SNSってこんなに感情に影響するんだなって、今回身をもって知りました」
まとめ|“沈黙の裏側”には、見せたくない現実が隠れていることもある
普段何気なく投稿していた人が、ある日を境にピタリとSNSを止めた。
それだけで疑うのはやりすぎ?と思われるかもしれません。でも、その“いつもと違う”に気づける感覚こそが、大切なのかもしれません。
「私は疑いたくなんてなかった。でも、放置してたら今もずっとモヤモヤしてたと思います」

投稿が止まった理由、それが“何もない日”ではなく、“見せられない日”だったとしたら、あなたが感じた違和感は、自分を守るきっかけになるかもしれません📩