今回は「夫のスマホから家の中でもずっとLINEの通知音が鳴っていた」という違和感から、浮気調査を依頼した石川晴香さん(仮名・現在33歳/当時31歳)の体験を紹介します📱
普段は一緒にいるときスマホをいじる時間なんてほとんどなかった夫が、ある時期から“ピコンピコン”と頻繁に通知が鳴るように。
そしてそれをチラ見しながらスマホを裏返す仕草。
些細に思える変化が積み重なると、どうしても無視できなくなるものなんです。

今回はその違和感から探偵に相談し、調査に踏み切るまで、そして出てきた現実とどう向き合ったのか──本人の言葉で語っていただきました🗣️
スマホがやたら鳴るようになったのは、ある日を境に急に
──まず最初に違和感を感じたタイミングを教えて下さい
石川さん:「ある日、夕飯の支度してるときにリビングから“ピコン”ってLINEの通知音が鳴ったんですよ。
別にそれだけなら普通なんですけど、10分くらいでまた鳴って、“あれ?仕事のグループかな?”って思ってたら、その後も30分おきくらいに何度も鳴るようになって。
その頃、夫は家でスマホを放置するタイプだったのに、その日はずっと手元に置いてて、誰かとやり取りしてるのが丸わかりでした😓」
──頻度が増えていく中で、どう感じていましたか?
石川さん:「最初は“仕事が忙しいのかも”って思おうとしました。でも、夜の9時とか10時とか、そんな時間帯に“通知”が鳴るのって違和感しかなくて。
しかも夫がスマホを見るたびに、ちらっと私の方を見るんですよ。“見られてるか”を気にしてる感じで。
で、通知を見ると必ずスマホを伏せる。“あ、これは誰か特定の人とやり取りしてるな”って、なんとなく直感が働きました」
「聞きたいけど聞けない」モヤモヤを抱えたまま数日が過ぎていった
──夫に直接聞くのは難しかったんでしょうか?
石川さん:「聞きたかったけど、聞いた瞬間に全部が壊れそうで怖かったんです。
“なんでそんなの気にするの?”って言われるのが怖くて、“たかがLINEの音で…”って自分に言い聞かせてました。
でも通知音が鳴るたびに、食事の味もしなくなって、何してても夫のスマホが気になってしょうがなくて。
夜中に検索魔になってました。“浮気 LINE 通知 頻度”とか“夫 LINE 隠す”とか。“私と同じ人いないかな”って探してました💻」
探偵のLINE無料相談で「感覚は正しい」と言ってもらえた安心感
──探偵に相談しようと思ったきっかけは何でしたか?
石川さん:「ある晩、“浮気調査 LINE 無料相談”って出てきたサイトがあって、LINEで気軽に相談できるって書いてあったんです。
“正直これって疑いすぎですか?”って送ったら、すぐに“通知の頻度や操作の仕方に違和感を覚えた方からの相談は多いですよ”って返信がきて。
“私だけじゃなかった”って思えた瞬間に、なんか力が抜けて泣けてきましたね📩
“調べるのは悪いことじゃない。知ってから考えても遅くないです”って言葉に背中を押されました」
面談で夫の行動を洗い出したら「おかしな時間帯」がいくつも浮かび上がった
──面談ではどんなやり取りがあったんですか?
石川さん:「カフェで女性の相談員さんとお会いして、夫の仕事時間・LINEの通知の時間・週に何回くらい鳴ってるかなど、細かく話しました。
“この曜日の夜になると通知が増える”とか“金曜日の夜はスマホを手放さない”とか言ったら、“もしかしたらそのタイミングで会ってる可能性もありますね”と。
それを聞いて、“ああ、私ってやっぱり違和感ちゃんと感じてたんだ”って思えて、少し自信を持てました」
調査報告書には“通知の時間”と完全一致する密会スケジュールが…
──実際に調査して出てきた結果はどうでしたか?
石川さん:「見たくないけど、知りたかった現実ってやつでした。
調査したのは3日間。そのうち2日間で、夫は仕事帰りに駅近のビルで女性と待ち合わせしてました。
ラウンジで1時間お茶して、そのあとそのままラブホテル。写真も時間付きで、“19:42 待ち合わせ/20:05 入室”とか、通知が来てた時間とピッタリ一致してました📷
あの通知音の裏で何があったのか、全部つながってしまった感じです。しばらく言葉が出ませんでした」
「疑ってたのかよ」と逆ギレする夫に、心が完全に冷めた瞬間
──夫に報告書を見せたときの反応は?
石川さん:「封筒を無言で差し出して、“見て”って言いました。夫は最初驚いた顔してましたけど、ページをめくるたびに顔色が変わって。
最後は“はぁ…疑ってたのかよ”って言われました。“いや、そんな態度取ってたのあなたじゃん”って思いましたけど。
“別に本気じゃなかったし、遊びだった”って言われて、もう完全に気持ちが冷めましたね。
泣く気にもなれなかったです。むしろ“あ、この人とはもう無理”ってハッキリ思えたんです」
離婚を決めたあと「通知音がなくなった家」があまりに静かだった
──その後、どうされたんですか?
石川さん:「1週間だけ冷却期間を置いて、話し合って離婚を決めました。
慰謝料は弁護士さんにお願いして対応しましたけど、それより“もう同じ家にいたくない”って気持ちが強かったです。
夫が出ていったあと、家の中からLINEの通知音が消えたんですよ。
その瞬間、思ったんです。“ああ、これが本当の静けさか”って。安心ってこういう感覚なんだなって思いました😌」
まとめ|LINEの通知音は“心の異変”を知らせるサインだった
LINEの音が鳴るだけで、そこに愛や罪悪感や、時には裏切りが乗っかっていることもある──石川さんの話を聞いているとそう感じずにはいられません。
日常の些細な違和感は、やっぱり自分の感覚がキャッチしてくれているんです。
「通知が鳴るたびに胸がざわついてた。今思えば、あのざわつきが真実に繋がってたんですよね」
違和感をおぼえたら、自分を責めずに確かめてみる勇気を持ってほしい。

信じたい気持ちと向き合うには、まず自分の心の声をちゃんと聞いてあげることが大切なんだと思います📩