今回は「妻の浮気を疑って探偵に浮気調査を依頼した男性」の実話として、佐々木宏太さん(仮名・現在40歳/当時38歳)の体験談をご紹介します📱
結婚10年目を迎えたある日、ふと気づいた“スマホの扱い”の変化。
それまでは無防備にリビングに置かれていたスマホが、あるときからいつも妻の手の中にあるようになり
「まさかとは思ったけど、何かおかしい」。

そんな違和感から始まった調査の過程とその先にあった現実を、本人の言葉で語って頂きました🗣️
妻がスマホを肌身離さなくなってから感じた異変
──まずは、違和感を覚えた最初の出来事を教えて下さい
佐々木さん:「最初はほんの些細なことでした。仕事から帰ってくると、妻がいつもソファの上にスマホを置いてたのに、それが急になくなったんです。
気がついたら“肌身離さず”状態で、料理中でも持ってるし、トイレもスマホ片手に入っていくし…。
一番驚いたのは、お風呂にまで持っていった時ですね。“そこまで?何見てるの?”って頭の中がざわつきました」
──その時点では、まだ疑ってるというほどではなかった?
佐々木さん:「そうですね。最初は“何かのゲームにハマってるのかな?”とか“友達と連絡取ってるんだろう”くらいに思ってました。
でもある日、“ちょっとスマホ貸して”って言ったら、“なんで?”って不自然なくらい警戒されたんですよ。
その瞬間に“あ、これはやましいことがあるってやつかもしれない”って直感が働きましたね」
「勘違いだったらどうしよう」と葛藤していた日々
──疑ったあと、すぐに奥さんに聞いたりは?
佐々木さん:「それができなかったんです。“なんか最近スマホばっか見てるよね”って言ってみたことはあります。でも“別に普通だけど?”って一蹴されて。
下手に疑って喧嘩になるのが怖くて、なかなか踏み込めませんでした。こっちは“事実を確かめたい”だけなのに、それを伝えるのも難しくて…。
で、気がついたら夜な夜なスマホで“妻 スマホ 隠す 浮気”とか“探偵 浮気調査 妻”って検索してましたね💻」
探偵への相談が「自分の感覚はおかしくない」と思えた瞬間
──探偵に相談しようと決めたきっかけは何だったんでしょう?
佐々木さん:「ある日、“男とLINEしてる夢”を見て、起きた瞬間に汗びっしょりだったんです。
夢の内容があまりにリアルで“これは調べないと気が狂うな”と思いました。
その日の夜、検索して出てきた探偵事務所にLINE相談してみたんですよ。“無料でいいなら話だけでも…”って。
そしたらすぐに返信が来て“それ、よくあるケースです。気づいた時点で動く方が精神的には楽ですよ”って言われて、救われた気がしましたね」
──初回面談ではどんな話をされたんですか?
佐々木さん:「妻の写真や通勤ルート、いつ怪しい行動があったかなどを整理して話しました。
担当の方が落ち着いた口調で“まずは事実確認だけで十分です”って言ってくれて、“自分だけが疑いすぎてるわけじゃない”って思えて、気持ちが少しラクになりました🧘♂️」
調査当日|普通に送り出す演技がしんどかった朝
──実際の調査の流れはどうでしたか?
佐々木さん:「妻がよく外出していた水曜と土曜をピンポイントで調査してもらいました。
“あの美容室、月1って言ってたけど今月すでに2回目じゃない?”みたいな違和感もあったので、そこに集中してもらうようにしました。
調査当日は、平常運転のふりをして“いってらっしゃい”って言いましたけど、正直キツかったです。“今から尾行されるのか…”って思いながら朝ごはん作って送り出しました🍳」
調査結果報告書にあった“見たことのない妻の姿”
──報告書を見たときの気持ちはどうでしたか?
佐々木さん:「やっぱり写真がキツかったです。知らない男と手を繋いでる姿、笑ってる顔、“これがうちの嫁か…”ってショックでした。
一番効いたのは、ラブホに入っていく後ろ姿の写真ですね。“仕事って嘘だったのか”と。
しかも、“〇月〇日 14時14分 入室 → 16時47分 退出”っていう正確な記録があって。時間も現実味ありすぎて、言葉出ませんでした」
妻と向き合った夜「自分が悪かったのかも」と言われた瞬間
──奥さんにはどう伝えましたか?
佐々木さん:「証拠をまとめた封筒を渡して“これ見て”ってだけ言いました。
妻は一瞬固まって、それから無言で写真をめくっていって。最後のページまで見たあと、深くうなだれて“ごめんなさい…”って。
その後、“あなたが私に興味持ってくれなくなった気がして…”とか“話を聞いてくれなかった”とか言われて、“俺のせい?”ってなって
もうショック通り越して、虚しさしか残らなかったですね」
結論|離婚か再構築か迷い続けた末に出した答え
──最終的にはどうされたんですか?
佐々木さん:「離婚しました。迷いましたけど、やっぱり無理でした。
謝られても“あの写真”の記憶は消えないし、“また嘘つかれたらどうしよう”っていう不安から抜け出せなかったです。
別れる前に“最後にもう一度だけ、家族で旅行行こう”って提案してみたんですけど、彼女は断りました。
その瞬間に“あ、もう気持ちは戻らないんだな”って確信しました」
まとめ|「浮気を疑った自分が悪いのか」と悩んでいた時間に意味があった
調査を依頼する前、佐々木さんは「自分が神経質すぎるのかも」「疑う自分がイヤだ」と悩み続けていたそうです。
でも今振り返ると、その“違和感”を信じて動いた自分を否定しなくてよかったと感じていると話してくれました。
「浮気の証拠があっても、気持ちがスッキリするわけじゃない。でも、見ないふりをしてたら、もっと苦しかったと思う」
もしあなたが今、パートナーの言動にモヤモヤを感じていたら、その感覚は“気のせい”じゃないかもしれません。

誰にも言えない気持ちを抱えていたら、まずは話すことから始めてみて下さい📩